図1.冷却装置と水蒸気送入装置。窒素ボンベから流量を制御した窒素ガスを、一定温度に保った恒温槽内のガラス容器に送った。ガラス容器内には水を含ませたメラニンフォーム小片を入れておき、この間に窒素ガスを通して水蒸気を吸収させ、その後、加熱冷却ステージへ導いて氷を成長させた。デュワー容器内の液体窒素を気化させた冷窒素ガスは、結晶を成長させるカバーガラスを乗せる温度可変ブロックを冷やすために、温度可変ブロック内を通り、二重になったユニチューブの内管を通り、自動急冷ユニットに吸引されている。自動急冷ユニットから排出される窒素ガスは、二重になったユニチューブの外管を通って、Bで排出される。以前の実験では、この窒素ガスを水蒸気供給用氷(水)に導き、水蒸気を含ませ、Cからステージへ送った。