研究のあゆみ
昭和55年〜58年
教育課程の基準改善のため教育研究開発(文部省)として「幼稚園及び小学校における教育の連携を深める教育課程の研究開発」を、テーマに子どもの発達の姿を特に情緒的側面に焦点をあて、さぐり、幼稚園及び小学校の教育の連携をはかる教育課程の具体化を検討してきた。
昭和59年〜平成元年
幼稚園における「指導」の概念を「ことばの指導」「心と体の育ち」の視点から明らかにする。
平成2年〜平成5年
幼稚園における教育課程と指導計画のあり方を明らかにする。
●幼児の側に立つ保育と、その計画のあり方
●日々の保育と教育課程や指導計画の役割
●現行教育課程の評価、改善
平成6年〜平成11年
幼稚園における教育環境のもつ意味を明らかにする。
●子どもの情報の発信源としての環境
●知的好奇心を育むための環境
●かかわりの中での育ちと学びを支える環境
●幼児期における道徳性の発達と幼稚園生活のあり方
平成12年〜平成14年
文部科学省より「暮らしづくり」の視点から幼児期に育てたいことを明らかにし、教育課程の改善をはかるための研究開発の指定を受ける。
●協同性を視点とした教育課程の編成
平成15年〜平成19年
「今、求められる幼稚園像」をテーマに幼稚園が直面する今日的課題の解決に向け研究を進める。
●幼児期から児童期へつながる教育方法の改善
●保護者との協同的な関係を築く子育て支援
●2才児からつながる教育方法の改善
平成20年〜平成21年
「気になる子と保育」をテーマに一人一人の発達の多様性に応じる教育のあり方や保育の方法を探る。
●多様なニーズに応じる園内体制の構築
●保護者や外部機関との連携と教育環境の工夫
●一人一人の幼児理解と保育の在り方
平成22年〜平成24年
「仲間の一員としての『私』の在り方」をテーマに12年間を見通した幼児期におけるふさわしい生活について検討する。
●大人の意識の在り方
●小・中学校へつながる規範意識
●子どもと大人が共に規範意識を高め合うために
平成25年〜平成28年
「豊かな暮らしを創造する幼稚園の環境」
●場を活かして
●言葉に目を向けて
●もので広がる私の世界
平成29年〜平成30年
「よく遊びよく伸びる子を育むために」
●幼児の「もっとやりたい」に着目して
●遊び込んでいく中にある学びから教育課程を考える
平成30年〜
四附連携プロジェクト開始
「社会の変化に対応し、未来を創り出すたくましい子ども」
幼児教育プロジェクト「遊びって学び!!」
●幼児期の遊びや生活の中で育まれる資質・能力