共同教育学部の特徴

学部長からの挨拶

共同教育学部の新たな挑戦

 ~両学部の教育的資源を活かした相乗効果を目指して~

 宇都宮大学共同教育学部は、1873(明治6)年に前身である類似師範学校が設立されて以来、栃木師範、女子師範、青年師範、学芸学部、教育学部と幾多の変遷を経ながら学校教員の養成を通して地域の教育界に貢献してきました。この使命はこれまで一貫して変わることなく、栃木県唯一の国立大学教員養成学部として優秀な教員を多数輩出し、地域における教員養成の中心的役割を担ってきました。
 そして、令和2年4月1日より宇都宮大学は群馬大学と共同で両大学の強み・特色を活かし、教員養成機能を強化した共同教育学部を発足させました。新たな学部では、新学習指導要領の改定や学校現場で求められる様々な教育課題へ対応するためカリキュラムを大幅に刷新し教員養成としての魅力を十分に発揮できるように設計しています。両大学の協力による計画的な教員配置により、教育界のニーズに応えることが出来る教員養成を行っていきます。また、共通授業(斉一科目)では、最新の双方向遠隔メディアシステムを活用し、映像と音声の双方向でのコミュニケーションにより、両大学の学生はリアルタイムで発言、質問、意見交換を行うことが出来るアクティブな教育環境を用意しています。この様に教員の専門性とメディアシステムを活かした授業による学びの深化を実現します。

 

 私たちが生活する現代は、情報技術の発展やグローバル化、少子化など社会の急激な変化に伴い学校現場でも新たなニーズや教育課題が生じています。その課題解決に向けて適切に対応できる能力が教員に強く求めれるようになってきました。
 そこで本学部では現代社会のニーズに応えるべく、新たな授業であるforefront科目として「ICT教育の授業設計Ⅰ、Ⅱ」、「プログラミング教育法」、「環境教育」、「ESD教育法」を必修として用意しています。これらは全てメディア授業であり、両大学の特徴的教育資源を相互活用した科目です。このほかにも「教職特別演習Ⅰ、Ⅱ」では両大学の学生が宿泊実習を行うことにより、人間関係を築く中で教員として求められる協働力や対応力を育成させます。
 また、教育実践科目群として、「教職ボランティア入門」、「教育実習」など、教職に対する動機付け、教育現場の体験、本格的な教育実習など段階的な指導体制を取り入れ、学生が無理なく実習を迎えることが出来る配慮を行っています。

 

 将来、「学校の先生になりたい」という思いを抱いている皆さん、その夢が叶うよう、私たち教員は、全力で皆さんをサポートしていきます。

共同教育学部長
小宮 秀明

共同教育学部長