共同教育学部の組織

芸術・生活・健康系

芸術・生活・健康系は、「音楽分野」「美術分野」「保健体育分野」「家政分野」の四つの分野があります。小学校の教員としての資質・能力を獲得するとともに、特に、中学校の音楽、美術、保健体育、家庭の各教科の指導力を修得するため、教科指導の基盤となる学問・技能をさらに深く学修し研究します。それぞれの分野に、各教科の専門性を深めるために多様な教科専門科目が開講されています。教科に対する知識・理解を深めるとともに、実技指導に必要な技能を修得します。

音楽分野

本分野の理念は、教育者としての幅広い知識・教養・能力を身につけること、音楽の専門についての研鑽を積むこと、の2点に集約されます。専門科目は音楽教育、作曲、音楽学、声楽、器楽などの領域からなり、主に2年次までは全領域をまんべんなく学び、3~4年次には各自の選択により特定の領域に力点を置いて研究を進めます。そして、卒業研究を成して修了します。


美術分野

美術全般の基礎的素養と美術教育の専門能力の育成を目指し、実技と理論の体系的教育を行います。2年次までに、美術各領域の導入を学び、3年次からは、それらの発展的な学びに加え、学生の希望に沿って、絵画・デザイン・工芸・美術教育・美術理論から、卒業研究に向けて軸となる領域を選択し、専門性の向上に着手します。また、野外写生合宿、古美術研究旅行、作品展、ワークショップなどの諸活動、学生企画の諸行事等を通して充実した4年間を過ごすことができます。


保健体育分野

近年の保健体育・スポーツ分野における研究の発展はめざましいものがあり、教育の場ではそうした知見を活かした指導が求められています。本分野は、学校教育における保健体育やスポーツ教育に携わる優秀な人材を育成することをめざして、下記に示した開講科目を通して時勢に応じた理論と実践の体系的な教育を行います。

  • 主な開講科目
    解剖学、運動学、生理学、体育原理、体育・スポーツ心理学、学校保健、衛生学及び公衆衛生、保健体育科教育法、体操・器械運動、陸上競技、バレーボール、サッカー、武道、ダンス、水泳
    (小宮研究室 URL http://komiyalab.web.fc2.com/index.html)

家政分野

家庭生活に関する専門教育を基礎とし、衣、食、住の生活科学、家庭経営、家族関係、保育、環境、家庭科教育等の分野からなる講義と実験・実習・セミナー・卒論で構成され、生活者の視点から捉えるという総合的な観点から多面的に実施しているのが特徴です。生活の質的向上と人類の福祉に貢献するために学びたい人を歓迎します。ホームページ(http:/www.edu.utsunomiya-u.ac.jp/heeu/)へどうぞ。

担当教員のプロフィールと卒論等テーマ

教授

赤塚 朋子 赤塚 朋子
【専門分野】
家政学(生活経営学)、家庭科教育
【主な担当科目】
家庭経営論、生活経済論、生活福祉論、消費者教育、家庭科教育法
【卒論等のテーマ】
家庭科教材開発、道の駅や祭りなどからの地域課題、保護者支援など
【高校生へのメッセージ】
教育学部での学びは、人間理解につながる学びだと思います。それに加えて、家政教育での学びは視野が広がります。いろいろと試行錯誤する人生に対して、じっくりと考え、生きていく力をつけてほしいです。その何らかの力添えができたら嬉しいです。家庭科の教員になりたい方を大歓迎します。
梶原 良成 梶原 良成
【専門分野】
建築設計、環境デザイン、空間メディア表現
【主な担当科目】
デザイン(実技、理論)、平面構成、図法、近現代美術論
【卒論等のテーマ】
ベーシックデザイン、パッケージデザイン、イラストレーション、絵本、テキスタイルデザイン、家具デザイン、照明デザイン、インテリアデザイン、空間デザイン、建築デザイン、ランドスケープデザイン、インスタレーション
【高校生へのメッセージ】
ヒトは生活環境や社会システムをつくることーデザインすることで、人間として歴史を積み重ねてきました。そのための知識・技を蓄積して文化や伝統として次の世代に伝えることが教育です。この二つこそが、人間を人間たらしめているのです!
創造のための教科として、次世代に文化をつなげることができる美術と教育をいっしょに学んでいきましょう。
【ホームページ】
http://www.yoshinarikajihara.com/
加藤 謙一 加藤 謙一
【専門分野】
保健体育(陸上競技、発育発達、バイオメカニクス)
【主な担当科目】
陸上競技、運動学、運動発達論、初等体育科教育法、中等保健体育科教育法
【卒論等のテーマ】
発育期おける運動(動作)の発達研究、陸上競技(運動)に関する研究、子どもの体力向上に関する研究など
【高校生へのメッセージ】
これまで、みなさんは体育やスポーツの実技を中心に学んできたと思いますが、大学ではそれだけでなく、専門的な多くの理論も学びます。宇大で「実技」と「理論」をしっかりと身につけた保健体育の教員、スポーツの指導者を目指しませんか。
木下 大輔 木下 大輔
【専門分野】
作曲・音楽学
【主な担当科目】
和声、作曲、音楽史、音楽分析、音楽アウトリーチ研究
【卒論等のテーマ】
作曲、音楽理論、音楽史学
【高校生へのメッセージ】
和声・作曲法・音楽理論・音楽分析の授業は、何も作曲や音楽学を専門に勉強する人だけのための授業ではありません。むしろ、ピアノや声楽の演奏をする人にこそ重要な授業です。「良い演奏ができる」というのは、指が速く回るとか、表面上美しい音が出せるとか、そんな下らないことではありません(それなら正確無比なケータイの着メロを聴いていればよいのであって、人間が演奏する価値などない)。
また、「音楽を理解する」ということは、音楽を音楽以外のもの(情景や物語)に置き換えて理解することではありません。演奏をする人にとって本当に必要なことは、楽譜に書かれたひとつひとつの音の構造を把握し、それらの織りなす緊張と弛緩、対比と調和といった、真に音楽的な意味を理解することです。それを理解せず(しようとせず)に楽曲を演奏するということは、日本語の意味をわからずに日本文学を朗読するのと同じ。心のこもった朗読(演奏)などできるはずがありません。ただ指が回るだけの「演奏マシン」になりたい人ではなく、人間のメッセージとして音楽を学び、演奏し、活動していきたい人のために、我々は授業をしています。
【ホームページ】
http://researchmap.jp/read0047094/
黒後 洋 黒後 洋
【専門分野】
体育学、体育方法学、体育原理
【主な担当科目】
体育原理、スポーツ文化論、バレーボール
【卒論等のテーマ】
バレーボールに関するゲーム分析法、及び地域スポーツ指導者派遣事業の検証などを行っています。
【高校生へのメッセージ】
「最近の若い者は……」、という言葉を良く耳にしますが、昭和の時代に学生時代を送った私も同じ言葉で良く先生に怒られていました。先生や年上の人の意見を聞くことは大切なことですが、これからの時代を切り開いていくのもまた「最近の若い者」です。若さは最大の武器であり溢れ出す魅力です。自分に自信を持ち夢に向かって突っ走る。よく学びよく遊びよく怒られ良く成長する……。そんな大きい「最近の若者」を宇都宮大学で待っています。
小原 伸一 小原 伸一
【専門分野】
声楽・音楽教育
【主な担当科目】
声楽A,B、初等音楽科教育法、音楽研究セミナー
【卒論等のテーマ】
音楽科授業研究(卒論)、歌曲・オペラアリア(演奏)
【高校生へのメッセージ】
音楽の授業、コーラスやブラスバンド、日本の伝統音楽の様々な楽器(箏や三味線)、歌やピアノなど、学校や地域の音楽活動(あるいは個人の音楽経験)を含め、これまでの、そして高校卒業までに関わるあらゆる音楽のチャンスを大切にもっともっと楽しんでみて下さい。その体験の積み重ねがきっとあなたの将来に生かされるはずです。
小宮 秀明 小宮 秀明
【専門分野】
保健体育(運動生理学)
【主な担当科目】
生理学、運動生理学、解剖学、健康教育、体育スポーツ統計、肥満の科学
【卒論等のテーマ】
スポーツ科学(呼吸循環機能やエネルギー代謝に関する研究)、健康科学に関した研究(肥満やメタボリックシンドロームに関する研究)、児童生徒体格体力に関する疫学調査など
【高校生へのメッセージ】
私の授業だけではないと思いますが、授業に対する積極さにかけているように感じます。わからない内容や疑問に感じたことは自分から質問をするように心がけてほしいものです。
【ホームページ】
http://komiyalab.web.fc2.com/index.html
佐々木 和也 佐々木 和也
【専門分野】
衣生活環境学、繊維工学、感性教育
【主な担当科目】
家庭、衣生活論、被服素材論、生活環境論、衣管理論、衣生活環境実験ほか
【卒論等のテーマ】
◇衣生活と消費・環境教育
◇幼児教育と環境教育・感性教育
◇伝統染織の現代的意義に関する実践的論考
◇伝統的な衣生活文化教育と工学の融合研究
【高校生へのメッセージ】
教師にとって大切なのは、自己と他者(ひと・もの・こと)とを実感を伴って結びつけていく力(関係性創造能力)を育成していくファシリテーターとしての資質を磨くことです。子どもの視点を獲得し、個に応じた支援をいかに豊かにしていくことができるかどうかです。私は家庭科の素養をもった教員を養成する立場にありますから、「生活を創る」という観点で関係性創造能力を育成するための教育について考えています。日頃から、身近な事象に対して「好奇心」をもって生活して欲しいと思います。それが教師としての「研究」に必ずや繋がるはずです。
【ホームページ】
http://www.facebook.com/uuenv
http://www.edu.utsunomiya-u.ac.jp/heeu
陣内 雄次 陣内 雄次
【専門分野】
住居学、都市計画学(まちづくり論)
【主な担当科目】
住生活論、住環境論、住宅政策論、地域居住論、住生活環境実習、住生活環境実験など
【卒論等のテーマ】
住教育、まちづくり学習、まちづくりなど
【高校生へのメッセージ】
基本的なマナーを守れる人であって欲しい。人としての土台です。勉学や研究も重要ですが、学生時代には学外にどんどん飛び出して、いろんな経験を沢山してもらいたいと思います。
松島 さくら子 松島 さくら子
【専門分野】
工芸(漆造形表現・アジア漆文化研究)
【主な担当科目】
工芸(漆芸、彫金、木工、陶芸、染織他)、工芸理論、工芸科教育法
【卒論等のテーマ】
工芸表現作品(漆造形作品/彫金作品等)
【高校生へのメッセージ】
授業では、実際の工芸素材にふれ、様々な表現を体験し、表現の可能性を探ることができるよう、カリキュラムをたてています。1年次に美術の基礎を学習した後、2年次には工芸I・IIの授業で木工・彫金を学びます。3年次には、工芸III・IVの授業で漆芸を中心とした工芸実習を行います。また、工芸科教育法では、染色、陶芸などを学習しながら工芸教育について学んでいきます。卒業研究では、漆芸や彫金による制作に取り組んでいきます。大学院修士課程では、学部に引き続き芸分野の技法や表現研究を行っています。展覧会の参観や、漆工芸産地への見学を行うなど、課外活動にも力をいれています。
【ホームページ】
http://www.edu.utsunomiya-u.ac.jp/crafts/

准教授

新井 恵美 新井 恵美
【専門分野】
器楽指導、音楽理論の指導(読譜指導など)、音楽によるアウトリーチ、音楽に関する知的財産権
【主な担当科目】
音楽A、初等音楽科教育法、中等音楽科教育法、和声
【卒論等のテーマ】
音楽教育に関わる今日的問題について、幅広く行っています。
【高校生へのメッセージ】
大学は、物事をじっくり考える場です。授業で講義を聞いたり、文献を読んだりすることで、自分自身の考えをしっかり持てるようになってほしいと思います。そのための協力は惜しまないつもりです。私が皆さんから学ぶこともたくさんあるでしょう。お互いに学んでいきましょう。そして、いい教師になるために、日々勉強していきましょう。
艮 香織 艮 香織
【専門分野】
保健学、家庭科教育、人権教育
【主な担当科目】
児童福祉論、子どもの保健、中等家庭科教育法ほか
【卒論等のテーマ】
性教育、子ども福祉(虐待、里親制度ほか)、人権教育ほか
【高校生へのメッセージ】
大学での学びを通して、1つの物事を多角的に捉えることができるようになってほしいです。
株田 昌彦 株田 昌彦
【専門分野】
美術(絵画)
【主な担当科目】
デッサンⅠ・Ⅱ、水彩画Ⅰ・Ⅱ、絵画Ⅰ・Ⅱ、版画A・B
【卒業制作等のテーマ】
美術分野の卒業研究のうち、絵画を選択した学生への指導を行っています。卒業研究のテーマは人物画や風景画、構想画など自由です。また、それらのテーマに合わせ、油彩画や水彩画、版画などの表現素材を選択し、大作の平面作品を制作することになります。
【高校生へのメッセージ】
どの学問にも言える事だと思いますが、絶え間ない努力が必要です。特に絵画における基礎技能は一朝一夕で身に付くものではありません。また、自分に足りない部分は何なのか客観的に見る事も重要です。それによって毎時の問題意識が生まれレベルアップに繋がります。
久保 元芳 久保 元芳
【専門分野】
学校保健学、健康教育学、保健体育科教育学(保健)
【主な担当科目】
学校保健、衛生学及び公衆衛生学、中等保健体育科教育法(保健)
【卒論等のテーマ】
青少年における現代的健康課題とその防止、保健授業におけるアクティブ・ラーニングの効果など
【高校生へのメッセージ】
◇現代の子どもたちにおける健康課題とその実態は?
◇教師として保健の授業で何を学ばせるのか?どのような授業を行えばよいのか?
共に考えましょう!!
高島 章悟 高島 章悟
【専門分野】
音楽(管・弦・打楽器、指揮、合奏)
【主な担当科目】
ソルフェージュ、合奏I,II、指揮法、管打合奏演習
【卒論等のテーマ】
演奏学
【高校生へのメッセージ】
音楽にかぎるわけではありませんが、「目標設定」をし、それに関するビジュアリゼーションを構築させ、将来の自分のイメージをしっかりと持ってもらいたいと思います。また、音楽の中でのイメージはすべてのジャンルにおいて必要不可欠です。音楽教育を通じて、今の自分の内面的な魅力をさらに磨き上げて行ってください。
本田 悟郎 本田 悟郎
【専門分野】
美術教育、芸術学
【主な担当科目】
図画工作科教育法、美術科教育法Ⅰ、美術理論、美術史
【卒論のテーマ】
近年の卒業生の研究題目は、「美術教育の始原」「バウハウス様式の現代性に関する考察」「アルフォンス・ミュシャと19世紀の挿絵作品」「マルティン・ブーバーの人間学における相互的関係性による芸術」などで、美術教育や芸術学、美術史など各学問領域から多様な視座の研究を展開している。
【高校生へのメッセージ】
大学では、これまでの経験を生かしながらも、新たに広い視野で美術や美術教育へ向き合ってほしいと思っています。そのなかで、理解と関心を深め、今後につながる自分なりの教育観や価値観を育んで行くことを期待しています。

講師

石塚 諭 石塚 諭
【専門分野】
体育科教育学
【主な担当科目】
中等保健体育科教育法、保健体育科教育特論、体育科教材開発特論
【卒論等のテーマ】
体育科教育学、学習規律、教師の学習観など
【高校生へのメッセージ】
できる人だけが優越感を味わうような体育は必要ではありません。すべての学習者が「やっててよかった」「もっとやりたい」と思えるような体育授業の在り方を考えていきたいと思っています。そんな未来の体育を皆さんと創造できることを楽しみにしています!
平井 李枝 平井 李枝
【専門分野】
音楽(ピアノ・音楽教育)
【主な担当科目】
音楽研究セミナー(ピアノ)、卒業研究(ピアノ)、音楽B(ピアノ弾き歌い)、器楽A(伴奏法)、鍵盤アンサンブル演習他
【卒論等のテーマ】
ピアノ音楽の演奏研究(ショパン、リスト、サンサーンス、ラフマニノフ、グラナドス)などがあります。
【高校生へのメッセージ】
大学卒業後、社会人として誇りを持って活躍できるように、がんばる皆さんのために全力でサポートいたします。学校現場で児童、生徒に信頼され人気のある先生を目指して、目標に向かって充実した日々を宇都宮大学で送ってほしいと願っています。
【ホームページ】
http://tjh.music.coocan.jp/rie/

助教

松浦 佑希 松浦 佑希
【専門分野】
体育・スポーツ心理学,体操(体つくり運動)
【主な担当科目】
体育・スポーツ心理学,器械運動,ダンス
【卒論等のテーマ】
キーワード:学習者の主体性,運動指導・学習法,運動嫌い,体操・器械運動
【高校生へのメッセージ】
これまでの勉強は,知識を暗記する,正しい答えを覚えることが中心だったのではないかと思います。運動はどうでしょうか?正しい答えを覚えれば出来るのでしょうか?
現実世界は,正解がなく,答えが常に変化し続けているものがほとんどです。運動技術もそうなのではないでしょうか?自分の頭と身体を使って,創り上げていくことによって得た答えは,色々なことを教えてくれます。学ぶとは何なのか,教育とは何なのか,宇都宮大学で一緒に考えてみませんか?