黒戸尾根−早川尾根

鳳凰−甲斐駒
横手−七丈小屋−甲斐駒−栗沢山−アサヨ峰−広河原峠−広河原

【日 時】2003年9月10−13日(駅1、山2泊)
【天 候】快晴(一時雨)
【ルート】 9/10
宇都宮駅2209=(新幹線)=2250東京2332=(特別快速)=110大月
9/11 快晴(少し曇り)
大月5:56=6:42甲府6:45=6:58韮崎7:23=(バス)=7:55横手
横手8:00-8:30駒ヶ岳神社-9:15見晴台9:20-9:50水場10:05-10:20水場(小)-10:35分岐-11:00休憩11:10-11:50休憩11:55-12:10刃渡し-12:35刃利天狗-13:30五合小屋13:35-14:10休憩14:20-14:25七丈小屋
9/12 快晴
七丈小屋3:35-4:15八合目-5:15駒ヶ岳山頂5:35-6:30駒ツ峰6:35-7:30仙水峠7:40-9:00栗沢山9:10-10:05アサヨ峰10:15-12:20早川小屋12:45-13:15広河原峠13:25-15:35広河原
9/13 雨→晴れ(曇り)
広河原6:50=(バス)=7:15北沢峠7:30=(バス)=8:10戸台口8:22=(バス)=10:05伊那市駅10:13=岡谷=下諏訪(温泉)=塩尻=名古屋=米原=京都=奈良
【備考】友人の披露宴


単に鳳凰三山行っても面白く無さそうなので、、、。

9/10
 21時頃家を出て、自転車で宇都宮駅へ。最近、堕落して新幹線を使ってしまう。 大月駅では乗り過ごしたサラリーマンや外国の旅行者が同じように休んでいた。 隅っこで新聞紙を活用して眠る。

9/11 快晴
 駅前のコンビニで朝食を摂り、DAKARA(500 ml)を購入。電車、バスを乗り継ぎ、8時前に横手着。地図を見ながら歩いていくと、途中で工事中の箇所が。迂回するも、道路と地図の一致状況があまりよろしくない。コースタイムを大幅に越えてしまったが、設定がおかしいと思う。そのおかげと、神社の水場をすぐに見つけられなかったこともあり、DAKARAの残りで強気に山に入る。ところが、快晴=暑い、なので、1時間もしない内にDAKARAは切れ、汗だく、咽はからから。これがケチの付き始めだったかも。10時前に水場にたどり着き息を吹き返す。
 15分くらい歩くとまた水場。こっちは一寸少な目。快適な山道から徐々に笹の間のえぐれた道に変わっていく。朝の脱水が効いているのか、30分毎に休んでしまう。12時過ぎに刃渡し通過。これで「刃渡し」?対向の中年グループは心許なさそうだったが。刃利天狗を過ぎ五合小屋まではほぼ単調なアップダウンだが少々疲れる。ちなみに、小屋の近くには水場は無かった。小屋で小休止した後、次の梯子を登っている最中に左膝がつりそうに!急遽マッサージをして様子を見る。朝の脱水の影響が、、、。
 あわよくば8合目か山頂直下まで、とのプランを修正し、七丈小屋泊まりとする。14時半頃小屋に着く。管理人が食材を買いに行って不在とのことなので、先にテントを張りに行く。テン場まで5分弱。寝る準備をし、食事を摂り、水汲みついでに場所代を払う。しばらくするとテン場にもう1人到着。横手からで、やはり神社に着くまで迷ったらしい。入念に膝のマッサージを行い、17時頃就寝。
 山の中で他の人が居ない方が落ち着く自分を発見。

9/12 快晴 (少し曇り)
 山頂で御来光を見るために2時起床。だらだら身体をほぐしたりして3時半過ぎ出発。暗がりの中で次から次へと鎖や梯子が現れてくる。鋸よりもこっちの方がハードでは?と思う。快晴で月が明るく気持ち良い。また、日の出前の涼しさもありサクサク高度を稼ぐ。コースタイムより結構早めに八合目通過。目標を山頂御来光に定める。5時過ぎ甲斐駒山頂到着。当然ながら1人。雲海の端が赤らみ始め、残月、山の稜線と併せて一大パノラマ。が、降りた後でインスタントカメラの実力に蕭然、、、。
雲海 富士
雲海
富士

残月と仙丈 御来光
残月と仙丈
御来光

 御来光を満喫し、仙水峠へと足を向けた。が、駒津峰までのアップダウンがやたらきつく感じられる。ペースを落として仙水峠へ下る。峠付近には中高年の主に女性の団体がうじゃうじゃ。一休みして栗沢山への登に入る。先は長いので休み休み歩を進める。こっちの方へは誰も来ない。
仙丈? 栗沢山と北岳
仙丈?
栗沢山と北岳

 栗沢山からアサヨ峰までもきついダウンとアップ。この辺りからガスが出始める。ダウンの終わりの方で、向かいの斜面を降りてくる人影がガス越しに見えた。が、アップになっても誰ともすれ違わない。一本道なのに、、、。でも、不気味に思うよりも疲労の方がはるかに強く、余分なことを考えずに歩を進める。この辺りから右のくるぶしが痛くなってくる。10時過ぎアサヨ峰到着。
アサヨ峰
アサヨ峰

 降りるに連れくるぶしが痛くなってくる。少々のアップダウンでも心身共に堪える。12時過ぎに早川小屋へたどり着いたが、それ以上の登りは断念し、広河原峠から降りることにする。昼食を摂り出発。なんてことはないアップも耐え難い。峠から下りるときも足が痛くてフラフラしていた。しかし、コースタイムの8割しかかからなかった?これも設定ミス?
広河原山荘でテントを張り、シャワーを浴びさっぱりする。

9/13 雨→晴れ(曇り)
 北沢峠、戸台口経由で伊那市駅までバスで行くことにする。4時半に起き、荷物を片付けバス停に。周りは今から登る人ばかり。北沢峠に向かって朝帰る人はあまりおらんわな〜。バス停で、雨上がりの虹が見えた。
雨上がり
雨上がり

 時刻表では「北沢峠7:30-8:25戸台口」なので戸台口8:22のバス(土、休日のみ)に間に合わないのだが、運ちゃんに相談したら「じゃ、飛ばすわ」とのことだった。どうやら、よっぽど混んでないとき以外は楽勝で接続できるようだ。
 接続良く、昼前に下諏訪温泉で湯ったりする。落ちてきているお湯は非常に熱く、温泉自体も熱めで、30分で出てきた。
諏訪湖
諏訪湖


 電車に乗り、塩尻駅で待ち合わせの間に、駅の1Fのそば屋で食したが、外した。結構探し回った挙げ句だったのに、、、。電車を乗り継ぎ奈良へ。おそろしいボロホテルに宿泊し、翌日披露宴で歌と語りを友人と披露し、奈良観光をして帰る。
法隆寺
法隆寺

標高:横手670−甲斐駒2967−仙水峠2264−アサヨ峰2799.1−広河原峠2344−広河原1520
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