English

國川 慶太のホームページ

宇都宮大学 共同教育学部
自然科学系数学分野 助教

自己紹介

研究分野: 幾何解析・微分幾何学(特に平均曲率流や極小部分多様体など)

研究概要: 極小曲面に対するBernsteinの定理や調和関数に対するLiouvilleの定理のような非存在型の定理に興味を持ち、博士課程では平均曲率流の特別な解であるtranslating solitonについて、余次元高い場合に非存在型定理を調べました。また、逆に余次元の高いtranslating solitonの新しい具体例も構成しました。他にも、ある曲率の条件下におけるtranslating solitonの特徴付けも行いました。これはある種の分裂定理と言えるものになっています。今後はtranslating solitonを含む一般的なクラスであるeternal solutionの分類や余次元の高い平均曲率流の大域解の研究に取り組もうと考えています。その他、平均曲率流以外の幾何学流や極小曲面などにも興味がありますので徐々に研究の幅を広げていきたいと思っています。

現在: 2015年9月に学位を取得後、一度民間企業で働きました。 その後退職し、2016年4月から日本学術振興会特別研究員PDとして名古屋大学多元数理科学研究科にて研究を行いました。 2017年7月から東北大学材料科学高等研究所(AIMR)にて数学連携グループのメンバーとして活動しました。2021年3月からは宇都宮大学共同教育学部にテニュアトラックとして就職し現在に至ります。

学歴

  • 2006年3月 静岡県立掛川西高等学校卒業
  • 2006年4月 東北大学理学部数学科入学
  • 2011年3月 東北大学理学部数学科卒業
  • 2011年4月 東北大学大学院理学研究科数学専攻博士課程前期2年の課程入学
  • 2013年3月 東北大学大学院理学研究科数学専攻博士課程前期2年の課程修了
           - 指導教官: 宮岡礼子 教授
           - 修士論文「与えられた主曲率をもつ曲面のなす空間について」
  • 2013年4月 東北大学大学院理学研究科数学専攻博士課程後期3年の課程進学
  • 2015年9月 東北大学大学院理学研究科数学専攻博士課程後期3年の課程修了
           - 指導教官: 宮岡礼子 教授
           - 学位: 博士(理学)
           - 博士論文「一般余次元平均曲率流のトランスレーティングソリトン」
  • 職歴

  • 2015年4月~2015年9月 日本学術振興会 特別研究員DC2
  • 2015年10月~2016年1月 株式会社IHI 航空宇宙事業本部
  • 2016年4月~2017年6月 日本学術振興会 特別研究員PD(受入研究者: 小林亮一 教授, 名古屋大学多元数理科学研究科)
  • 2017年7月〜2021年2月 東北大学 材料科学高等研究所 (AIMR) 数学連携グループ 助教
  • 2021年3月〜現在 宇都宮大学 共同教育学部 助教
  • 海外滞在歴

  • 2013年9月〜2014年8月 Technische Universität Berlin(東北大学COLABS留学プログラム; 受入研究者: Ulrich Pinkall 教授)
  • 2016年10月〜2017年6月 Max Planck Institute for Mathematics in the Sciences, Leipzig(受入研究者: Jürgen Jost 教授)
  • 競争的資金等の獲得状況

  • 2015年4月〜2015年9月 特別研究員奨励費(DC2)「高余次元の平均曲率流と特異点」15J03957
  • 2016年4月〜2017年6月 特別研究員奨励費(PD)「一般余次元の平均曲率流」16J01498
  • 2019年4月〜現在 若手研究「平均曲率流のII型特異性に関する研究」19K14521
  • 受賞

  • 2022年度 宇都宮大学若手研究者奨励賞
  • 2015年度 博士論文川井賞 受賞
  • 2015年度 青葉理学振興会賞 受賞
  • 資格

  • 高等学校教諭専修免許状(数学)
  • その他 委員等

  • 2018年度 東北大学幾何セミナー 世話人