まず,星座を構成する星の赤経,赤緯を調べます.
- 赤経,赤緯とは夜空の中で星の位置を表す座標です. 色々な調べ方があると思いますが,ここでは, プラネタリウムソフト 「 Stella Theater Lite 」を使いました.
赤経を角度に計算しなおします.
- 赤経は時分で表されています. これを地球上の緯度経度のように普通の 角度に直します.これはエクセルなどを使うと簡単にできます.
地図描画ソフト「GMT」 を使って心射図法で星座を描きます.
- 「GMT」は主に地球物理学 関連の研究分野でよく使われている地図を描くためのソフトウェアです.
- 「GMT」を使うには,unixまたは Linuxが動いているコンピュータが必要です.Windowsでもcygwinを インストールすれば「GMT」を使うことができます.
- 「GMT」を使うには, unixあるいはLinuxの初歩的な知識が必要です.与えられたデータを使って 星座を書くためにシェルスクリプトという簡単なプログラムを 作る必要があります.
- 「GMT」はポストスクリプト形式の画像を出力します.これを印刷するには ポストスクリプト対応プリンターか,GhostScriptというソフトを インストールする必要があります.
PDFファイルをOHPシートに印刷する
印刷にはレーザープリンタ用OHPシートを使い, レーザープリンタで印刷してください.インクジェット用の OHPシートは完全に透明ではないので,星がよく見えません.
あるいは,プリンターで印刷してOHPシートにコピーすればそれでも 結構です.
OHPシートの星を夜光塗料で着色する
- 夜光塗料はDIYなどでも売っていますが,私たちは カリスインタナショナル有限会社の ルミノマーカー を使用しました.
- ルミノマーカーはペンタイプで使いやすのですが,よく乾かさないと 他のものにくっついてしまいますのでご注意下さい.
OHPシートの両側に穴を開けてひもを通す
- このサイトで公開している星座カード は目から30cm離したとき 実際の星と重なるように作ってあります.首にひもをかけて 両手で星座カードを持ったとき,星座カードと目の距離が30cmになるように ひもの長さを調節してください.
なんだあ,なんか難しそう!
でも,ご安心を!
代表的な星座のPDFファイルを
当サイトからダウンロードできます.