水素爆発(爆鳴気(ばくめいき)
Detonating Gas

 物質が熱と光を発して酸素と化合する現象を燃焼と言います。この燃焼が急激に起こり、圧力が突然発生する現象が爆発です。
 水素
容積と酸素 容積の混合気体を爆鳴気と呼びます。
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実験方法

 アルカリ性薬品の入っていたポリ容器の底を切り取り、水素、酸素をそれぞれの割合になるように水上置換で集めます。
 スタンドに容器を固定して底から点火します。
水素爆発 1( 爆鳴気
 水素:酸素=2:1の割合(
体積比 )で入れ、点火します。
 水素と酸素の反応は、次の反応式で表されます。

  2 H2 + O2 ───→ 2 H2O

 この式は 2容量の水素と 1容量の酸素が過不足なく反応することを表しています。

水素爆発 2
 水素だけを入れ、点火します。
このとき、酸素は空気中から補給されるのみです。