互い混じり合わない二種類の溶媒に、それぞれ反応成分を溶解し、両液相の界面で反応を起こして高分子化合物( ナイロン )を生成させます。 ムービーの容量は約 500 KBです。QuickTime 3.0 以上をご用意下さい。 実験方法 次の方法で下層・上層の溶液を作り、ビーカーに入れた下層溶液の上に、上層溶液を静かに注ぎ入れます。 上層と下層の間にできる白い膜をピンセットでつまみ上げます。 出来上がったナイロンをアセトンで洗い、乾燥させます。 上層の溶液 試験管にベンゼン10 ml を取り、この中にアジピン酸ジクロリド1.5 ml を溶かし込みます。 下層の溶液 水 50 ml に炭酸ナトリウム0.5 g を溶かし、炭酸ナトリウム水溶液を作ります。この中にヘキサメチレンジアミン1 g を溶かし込みます。 *ヘキサメチレンジアミンは常温では 固化していますので、温湯につけて 融解してから使用します。
下層の溶液 水 50 ml に炭酸ナトリウム0.5 g を溶かし、炭酸ナトリウム水溶液を作ります。この中にヘキサメチレンジアミン1 g を溶かし込みます。
*ヘキサメチレンジアミンは常温では 固化していますので、温湯につけて 融解してから使用します。