宇都宮大学共同教育学部附属学校園

GIGA端末(iPad)実践集(小学校 教科別)

   
国語 社会 算数 理科 英語 音楽
図画工作 体育 家庭 生活 道徳
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学年 教科 リンク 単元名・題材名等
小2 国語 ビーバーの大工事

 なかよしペアの1年生へお気に入りの動物の秘密を紹介するために、教材文や本、図鑑を読み、似ている動物の共通点・相違点を考えることを通して、自分の伝えたいことに関係のある大事な言葉や文を見付けながら「どうぶつクイズ」にまとめることができるようにした。その際、文章の大事な言葉や文を繰り返し選び出す単元展開の中でロイロノートのシンキングツールを活用して言葉や文と写真を対応させながら、似ている動物の秘密を比べることができるような言語活動を設定した。また、自分の進度や課題に応じて友達の考えを参考にできるよう、ロイロノートの共有機能を活用して互いの考えを交流する場を設定した。

小3 国語 聞いて!世界のワンダフル!附小ワールドツアー~外国のことをしょうかいしよう~

 紹介したい外国の事柄の素晴らしさを聞き手に伝えるための「話し方の工夫」を考えたり、考えた工夫を実際に練習したりするために活用した。グループの友達と協力しながら、声を録音して聞き返したり、動画を取って目線や資料の持ち方を確かめたりした。

小6 国語 宇大附小PR会議を開こう!~話し合って考えを深めよう~

 毎年秋に行われるオープンキャンパスで、参加された保護者の方々やお子さんたちに附属小の魅力を発信するため、「何を(=内容)」「どのように(=方法)」発信すべきなのかを話し合う「PR会議」を行った。その際、ロイロノートの「共有機能」を活用した話し合いの場を設定した。4人グループ内で、二人で1台のiPadを使用し、思考ツールを用いながら2対2(対面、計2台のiPad)でグループの考えを整理する形態をとることで、話し合いでの全員参加を保障し、ペアで意見をまとめたり、ペアで話し合ったことをグループ全体(4人)で話し合ったりしながら、考えをまとめられるようにした。

小3 社会 たんけん!発見!宇都宮

 市の地形の写真から疑問を持ち、宇都宮市内の川や山について地図や副読本などで調べ、ロイロノート上の発見カードにまとめた。市内の地形の特徴を理解するために、方位や土地の高さを確認したり、川の流れが理解できるように水は土地の高いところから低いところへ流れることを押さえたりした。まとめた発見カードは各自提出箱へ提出し、気付きの共有化をはかった。

小4 社会 山あげ祭を受けつぐ人々

 山あげ祭を担う若衆の後継者と資金が少なくて文化財を守っていくことが困難だという切実な問題に対して、伝統を受け継ぐために自分自身はどのように関わるのか選択・判断する授業。
 自分はこれからどのように伝統を受け継ぐのか、山あげ祭の在り方をどのように改善していけばいいのか、今の自分にできることはなにか、自分の考えとその理由をロイロノートにまとめて共有することで、多面的な見方をしたり、級友の意見と比較したりして意思決定することができるようにした。

小5 社会 くらしを支える!?食料生産と輸送

特色が分かりやすい6つの農産物(米、キャベツ、トマト、みかん、りんご、乳牛)の都道府県ごとの生産量のデータを読み取り、社会的な見方・考え方(分布)を働かせられるようにするために、ロイロノート上の白地図にまとめた。そこで、グループ内で各自が調べる農産物の担当を決め、調べたことをロイロノートの共有ノート(グループごと)にまとめることで、グループ内での共有をしやすくし、そこから気付いたことをグループで話し合いやすくした。

小4 算数 立体

 それぞれ各自で持ってきた箱を切り開く活動を行うことで、展開図とは何かを理解できるようにした。また、箱を切り開いたものをロイロノートで共有することで、箱の切り開き方=直方体の展開図には複数のパターンがあること知り、展開図を描く見通しを持てるようにした。
 その後、同じ直方体の展開図を描く課題にした。全体で初めの3つの面だけを確認した後、その後は自分で残りの面を描いていき、展開図を完成させていった。1つのパターンを完成させた子には、先ほど共有されているものを参考にするよう助言をすることで、色々なパターンの展開図を描くことができるようにした。完成した展開図もロイロノートで共有することで、展開図の理解をより深めることができるようにした。

小6 算数

 修学旅行で行った長野県松本市のマンホールふたの直径の長さを予想させ、両手を広げている児童の姿をiPadで撮影し、その画像をテレビに映し、児童によって想像する長さが異なることを確認することができるようにした。マンホールふたの長さを求める方法を考える活動で、松本市で撮影したマンホールふたの画像をロイロノートで児童に配り、画像に写っている物を使ってマンホールふたの直径の長さを求める方法を考えることができるようにした。児童各自で、画像の大きさを変えたり、写っている物の長さを測ったりしながら、課題を解決する活動を行う際に、自分の考えを分かりやすく伝えるために画像に書き込んでまとめることができるようにした。自分の考えをまとめたものを、ロイロノートで教師iPadに提出させ、それらを児童全員が見られるように共有し、自分のグループの友達のまとめを、自分のロイロノートに取り込み、それを使って話合い活動を行った。その後、学級全体で、マンホールふたの直径の長さを求める方法を話し合う際には、児童のまとめを教師iPadからテレビに送り、まとめをテレビに写しながら説明させた。iPadを活用することで、教師側から見た児童の様子を撮影して児童に見せたり、グループや学級全体で話し合う際に考えを共有しやすくしたりすることができた。

小6 算数 円の面積

 円を細かくして並び替えるとより平行四辺形に近い形に変形できると考えたり、図形の辺が直線に近付くと考えたりすることができるように、8、16等分にした円を切って並び替える操作活動を設定する。その際、円を100等分など細かく等分して並び替えると長方形に近い形に変形できることを視覚的に理解できるように、タブレット端末を使って並び替えの操作をする場を設定する。

小3 理科 太陽の光

 太陽の光を鏡を使って跳ね返し、まわる君を動かす。鏡で跳ね返した光はどのように進むのかを調べる実験において、跳ね返した光の進み方についての予想場面と、実験後の結果の共有、その後の考察の共有場面において、ロイロノートを活用した。本実践では、ノートに自分の考えを表現させ、端末のカメラ機能で撮影し、共有を行った。3年生の発達段階で無理なくICTを活用し、他者と自己の考えを比較・参照することで、光の進み方についての妥当な考えを持つことができるようにした。

小5 理科 ふりこのきまり

① 一人一台端末を活用した実験の記録
実験を行う際、ICT端末を活用して、同じ画角で実験の様子を動画で記録するよう促した。これにより、実験後に複数の実験の方法を比較しながら結果を検証できるようにした。
② グラフと実験の様子の比較から改善の方法を話合うことのできる場の設定
実験の結果は一度自分のノートに記録し、その後、ロイロノートのグラフに入力することで共有を図った。その際、指導の工夫①で記録した動画を結果とリンクさせ、班の結果と実験の様子をすぐに確認できるようにすることで、同じ条件で実験を行ったにもかかわらず他のグループと違う結果になった場合や、実験を複数回行った結果にばらつきが生じた場合の実験方法を確認することができるようにした。

小6 理科 てこのはたらき

① 結果の記録場面における一人一台端末の活用
実験結果を記録する際に、ICT端末を活用して、てこがつり合ったときの様子を記録するように促した。これにより、考察を書く際に考えを表現する手段の幅を広げたり、友達の結果との比較をしやすくしたりした。
② 考えを表現する手段を選択できる場の設定
考察を書く際に、ロイロノートを活用した。その際、自分が撮った結果の写真や教師が配付した図・ノートに記入したものを撮影するなど、一人一台端末上で考えを表現する手段を自分で選択できるようにした。また、その上でロイロノートを用いて考えを共有させることにより、友達との表現の共通点・差異点にも気づけるようにした。

小4 外国語活動 Do you have a pen?

 単元を通して、キーセンテンスであるI have / don’t have ~.のセンテンスカードをロイロノート上に蓄積していった。センテンスカードとは絵カードに自分の声で文を録音したものであり、子どもがそれを聞くことで既習表現を想起し、話すことにつなげるICTの支援である。本時でも、“School Goods Video”の内容を話し合う際に、前時に作った子どもたちのセンテンスカードを紹介し、思考を広げられるようにした。また、台湾の小学生の持ち物を紹介した後に、どんなことを伝えるとよいかの発問に対して発言した内容を、教師がセンテンスカードとして作り、子どもにロイロノート上で配布した。ロイロノートのその他の使い方として、“School Goods Video”の伝え方を話し合う際に、前時に撮影した子どもの動画を提示して工夫している箇所に気付くことができるようにしたり、発表する練習をした後に実際に発表している姿をペアの友達と撮影し合い、振り返ったりできるようにした。

小5 外国語 What would you like?

 単元を通して、ロイロノート上の絵カードに自分の声で文を録音したセンテンスカードを蓄積していった。本時でも、Special Japanese Foodをペアの友達に発表する前に、センテンスカードを見たり聞いたりする場を設けることで、既習表現を想起することができるようにした。また、目的に合った内容にするために、センテンスカードを並べながら話す内容の順番を換えたり確認したりすることができるようにした。
 タブレット端末とマイクを使って、自分の前の発表と今の発表を録画し、目的に合った内容か確認する時間を設けることで、目的の達成具合に気付き、より目的に合った内容で発表することができるようにした。

小5 外国語 Welcome to Japan.

 外国人旅行客に栃木県の魅力を知ってもらうための“Wonderful Tochigi Video”の内容を考える際、ロイロノート上の絵カードに自分の声で文を録音し、蓄積した「センテンスカード」を使う。目的や場面、状況などに応じて、子どもが作成したセンテンスカードを共有したり、学習支援アプリ上で順番を換えたりするときにiPadを活用した。また、授業の最後に自分の話す様子を撮影し、その動画を見ながら振り返りをする場を設けることで、課題や成果を捉えることができるようにした。

小4 音楽 音の動き方を感じてせんりつをつくろう

 学校内の自分のお気に入りの場所を写真に撮る。写真の中から旋律に使えそうな線を見つけ、写真にマークアップで線を引く。自分の引いた線を基にして、SONGMAKERで旋律をつくる。上行、下行、山型、谷型などさまざまな旋律の動き方を取り入れ、さらにその形をはっきりさせるためにはどうしたらよいか考えたりする場面でSONGMAKERの音を変化させたり、即興的に速さや音色を変えてアプリ内の曲を聴いて試行錯誤したりした。SONGMAKERを使用することで、音楽を苦手とする児童も戸惑うこともなく、旋律づくりができるようにした。

小4 音楽 音階をつかって

 本題材は、音階の構成音を使って、ペアで相談しながら思いに合う旋律をつくる学習である。消えてしまう音を視覚的に捉えたり、つくった旋律を再度演奏したりすることができるように、楽譜に残すことにした。4年生の発達段階では自力で記譜することが難しいため、ロイロノート上に音符を動かして並べられるワークシート作成した。それを用いることで、音のつなげ方を視覚的に捉えて意見を交わしたり、旋律をつくり変えたりすることができるようにした。また、音階の構成音に色を付け、使用できる音とできない音が分かるようにした。

小6 音楽 動機をもとにして

【題材前半】鑑賞 交響曲第5番「運命」
事前に教科書掲載の導入部分スコアを児童にロイロノートで配付。曲を聴きながら、スコア上の動機部分に印をつけた。曲の中で動機がどのように演奏されているか、パートごとの重なりの中で動機が変化していく様子などに気付くことができた。
【題材後半】自分の動機を基にした曲作り
ワークシートはすべて、ロイロノートにて配付。端末を通してワークシートに記入し、ロイロノートで提出。思いを表現するための自分の動機の創作、動機のつなげ方の工夫、動機の変化のさせ方の工夫とスモールステップで学習を進めていくことで、全員が曲作りを完成させることができた。最終的に、できあがった曲は端末内GarageBandのキーボードで演奏し、画面収録をして提出。そのため、記譜はすべて事前に紙面で残す必要があった。(ロイロノートで提出した自作楽譜は印刷して配付)できあがった曲は回答共有し、お互いに聴き合いよさを伝え合った。
【題材終末】鑑賞 交響曲第5番「運命」
  これまでの学習を振り返り、動機に着目して、もう一度交響曲「運命」を聴く。聴き取ったことと感じ取ったことを色分けしてロイノート上付箋に記入し、共有。

小1 図画工作  がっちゃんこ どうぶつえん

 子どもにとって身近な動物を扱い、動物の形や色などの特徴を組み合わせて新しい動物を想像し、絵に表していく授業。導入では、グループで学習支援アプリ(ロイロノート)を用いて、グループの友達と「がっちゃんこどうぶつ」を表していく活動を行った。また、グループの友達と考えた動物をモニターに映し出し、全体で取り上げて共有を図った。また、自分の「がっちゃんこどうぶつ」を考える際にも、必要に応じてタブレット端末を使って考えることができるようにした。授業の終末では、タブレット端末を使って、子どもの作品をモニターに映し出し、互いのよさを共有できるようにした。

小2 図画工作 ミニルンの ぼうけん

 本題材では、2年生の始めに自分の友達としてつくったミニルンを身の回りのものに置き、写真を撮っていく。身の回りのものを様々なものに見立てながらミニルンを置き、写真を撮ることで、場所やものの形や色などの造形的な面白さや楽しさなどについて感じ取ったり考えたりし、自分の見方や感じ方を広げることができるようにした。

小4 図画工作 光の下で…

 様々な材料に光が当たった時の面白さを感じながら、自分の表したい幻の生物を想像し表現していく題材である。題材導入で、グループごとの机にミニ暗室の中に、様々な反射する材料、透過性のある材料を置いて楽しむ活動を行い、光の当たり方や形を変えた時の違いを感じる。その中で感じ取った光や材料の特徴や加工の仕方による感じ方の違いを生かし、使い方や組合せ方を工夫しながら表現する。活動中や振り返りにおいて、レポクラフト(評価アプリ)を活用し、その時間の作品を写真に撮って蓄積し、導入や終末で取り上げて、互いの思いの実現に向かって表現を深めていけるようにした。

小3 体育 セストボール

 本単元では、ソフトバレーボールを用いてセストボールを基にしたゲームを展開した。本来ドリブルなしのゲームではあるが、ボールを保持した状態での移動をありとし、その際には手をお皿のようにしてボールを乗せることを条件とした。これにより、ボール操作の技能差を埋め、誰もが集団対集団の攻防を楽しむことができるようにした。本時では、様々なパスの方法があることを知る場面とボールの保持者やボールを持っていない人の視点で撮影した映像からパスが有効な瞬間を見付ける場面で、ロイロノートを用いて映像資料を配付したり、GoProを用いて視点映像を撮影したりするなどの活用をした。

小4 体育 体つくり運動(多様な動きをつくる運動)

 児童が、用具や動き方、人数などの運動の条件を考えながら運動をつくる際、運動と気持ちを結び付けることができるよう、縦軸が心理面を表すドキドキとラクラク、横軸が技能面を表すチャレンジとクリアーのマトリクス図をロイロノートで作成し、どのような楽しさなのかを伝え合いながら動きをつくる活動を設定した。また、各グループで撮影した動画をカードとして使い、付箋のようにしてiPad上のマトリクス図に分類しながら振り返る活動を行った。

小6 体育 ジャンボバスケットボール

 本時は、新聞紙ボールと巨大なゴールを用いたゲームにより、シュートの技能差を埋め、パスを中心とした動きに焦点を絞ることで、パスの大切さに気付き、フリーになる動きについて考えることができるようにした。
 撮影したゲームの映像をグループのメンバーで互いに見合い、ボールを持っている人は誰にパスをするとよいか、ボールを持っていない人は、どう動くとよいかを考えるよう促すことで、次のゲームでの連携について考え、実際に動きながら確かめることができるようにした。また、撮影した映像について、よい動きを学習支援アプリ上に保存するよう促すことで、ゲーム中のよい動きを蓄積し、次時以降、作戦を立てる際、映像を基に考えることができるようにした。

小5 家庭 オリジナル布グッズをつくろう

 ミシンを使って、クッションやコースター、かべかけ、ブックカバーを作ったことを製作計画にまとめる。出来上がった製作物を写真に撮ったり、それぞれの手順で気を付けたことを書き加えたり、最後に振り返りを記入した。自分の製作をまとめる場面とそれをグループで交流する場面において、ロイロノートを活用した。

小6 家庭 オリジナルバッグをつくろう

 自分の生活に合ったオリジナルバックの製作に向けて、自分の取り入れたい袋の工夫の仕方を調べる場面において、ロイロノートを活用した。本実践では、手元で作品例を観察したり、気を付けるポイントを解説しながら、その部分を製作している動画を視聴したりして、どこをどのように縫うかや気を付けるポイントを、写真と言葉でまとめることができるようにした。

小1 生活 ドドドランド(身近にあるものを倒して遊ぶ活動)

  廃材を倒して遊ぶ面白さに気付いたり、試行しながら遊びを工夫してつくったりして遊ぶことをねらいとしている。廃材同士のわずかな距離感の違いで倒れたり倒れなかったりする遊びであることから、主に、活動中に撮影した動画を見返し原因を見返して倒れる際のきまりを見つけたり、活動を振り返ったり場面でタブレットを活用できるようにした。また、単元終末では「友達が作ったコースを見たい!」という思いを生かして、友達同士動画を共有し視聴し合う時間での活用を考えた。

小1 生活 ふぞく小ウォーターランド

  水を用いて遊びをつくったり遊んだりする活動を通して、繰り返し試しながら遊びづくりや遊び方を自分なりに工夫し、水や水を用いた遊びの面白さ、友達のよさなどに気付くことをねらいとしている。主に、友達の活動を見たり知ったりすることのできる環境を設定するためにタブレット端末を活用した。また、単元終末では「みんなで作った遊びを見られるようにしたい!」という思いを生かして、タブレット端末でQRコードを読み取り、みんなの動画を視聴することができるようにした。

小2 生活 すごい!いいね!はっけんふぞくタウン

 繰り返し探検に出掛け、附属小周辺、さらには自分の住んでいる地域にも愛着をもてるようにするために、タブレット端末を効果的に使い、単元の目標に迫った。見付けた学校周辺のよさに関する○○ナンバー1や働いている人に関する○○メダリストをタブレット端末でまとめたこと伝え合ったり、利用者の一人である保護者から見た附属小周辺のよさについての動画を見聞きしたりすることができる環境を設定し、新たな気付きが生まれるようにした。

小3 道徳 身近な自然に目を向けて(教材名:ヤゴ救出大作戦)

 前時(教材名:「生きているなかま」、ねらい:「トマトを育て、周りの生き物にも声をかけるやよいの姿を通して、人間だけではなく動植物も生きている仲間であることに気づかせ、命やそのつながりを大切にしようする心情を育てる。」)の授業内で自分シート(写真①、自分の周りの生きている仲間をかく)を作成した。本時(教材名・ヤゴ救出大作戦)において、自分シートを再び活用し、ペンの色を変えて身近な自然について書き加えるようにした。(写真②)

小5 道徳 感謝の心をもって(教材名:おばあちゃんからもらった命)

  登場人物の「すごい点」について話し合った後、これからのつらい場面で、どの「すごい」が役に立ちそうかを考える際、自分の生活に目を向けるよう声をかけた。その際、過去の学習やより具体的な生活場面を振り返り、関連する場面や人について考えを広げていくために、以前の道徳の授業で作成した様々なシート(自分を中心としたマップ・相関図や、学習の振り返りなど)を見返して考えることができるようにした。タブレット端末の中に、思考ツール(クラゲチャート)を利用し、作成したシートを蓄積してあり、必要に応じて見返すことができるようにしてある。

小6 道徳 見えないルール(教材名:自由という名の席)

 導入において,子どもたちが日頃意識しているルールをロイロノートのアンケート機能で提示し,自分の考えがルールを尊重した行為なのか,マナーとしての行為なのかを表出させる場を設定し,子どもの価値観のずれを浮き彫りにすることで,問題意識をもたせられるようにする。
展開において,『「自由という名の席」を読んで,乗客のどのようなところが気になりましたか。』と問い,登場人物の吉村さん,言い合いをしている二人,吉村さんの近くで席取りをしている人の中から人物を選択させる際、ロイロノートのテキスト機能で作成した各登場人物のイラストを子どもたちに送信し、そのテキストに自分の考えを記入させる。そのテキストを基に、気になったところについて少人数で交流する場を設定することで,乗客の思いの違いを基に,他者の権利を尊重していないという問題点に着目することができるようにする。